アブ日記 Diario

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2011年11月15日

フィレンツェ2日目(オルチャツアー!後編)

ジョヴァンニ氏お勧めの食堂でお腹を満たしたところで、
後回しにしていた城塞を見学することに。

城塞の中にエノテカがあり、
そこで城塞に上がるチケットを購入(4ユーロ)します。
上に上がれるとは思っていなかったので嬉しい!

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暗くて細い階段を上りきると、
オルチャのパノラマが広がり始めます!

さらに危なっかしいハシゴを上って塔の一番高いところまで上がります!!
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高いところ大好きな私たちのテンションも更に上がります!!

そう!
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モンタルチーノの町も望みながら、
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360度!
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オルチャのパノラマが
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広がります!
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贅沢にもこの風景をGiannaさんくみこさんと3人占め!
この城塞は上がる価値ありです!!!ありがとう~!

さらにここからオルチャの連続攻撃を受けるべく、
次なる目的地に向かいます。

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畑に佇む古い農家。
もう誰も住んでいないこうした農家も、
景観のアクセントになるのでわざと残していたりするそう。

車中での話しによると、トスカーナの風景として有名な糸杉も、
土地の人たちが計画的に植えたりケアしてるとのこと。
景観に対する意識と感性の高さを思い知りました。

「ほら、あそこにあるのは修道院だよ。
ここから写真を撮ると絵になるよ」
とジョヴァンニが突然車を止めてくれました。
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確かに、よく見れば畑の中にひっそりと建つ修道院が。

次なる目的地はこのサンタンティモ修道院
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ロマネスク様式のシンプルで美しいファサード。
鐘楼にぴったり寄り添う糸杉が絵になり、
オリーブの古木が歴史を物語ります。

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沢山ハーブも植えられています。

教会の中の写真は撮れませんでしたが、
薄暗い室内に差し込む光が美しく、
小さい窓から見える田園風景もとても素敵でした。

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さあ、かなり陽が傾いてきました。
もう1つボルゴに向かう前に、
オルチャ渓谷の中でも有名なスポットに寄ります。
陽が沈むまでに急げ~!

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おおおおお~!!!!

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オルチャ~!!!!

かなり陽は沈みかけていましたが、
それはそれは美しいオルチャの風景を目と心に焼き付けました!

くみこさん曰く、
春や夏は緑が豊かでもっと綺麗そうですが、
いやはや、秋は秋の美しさがありますよ。大満足♪

そして、最後の目的地はBagnoVignoniという小さな村。
最初くみこさんから「温泉があって、足湯もできる」と聞いていましたが、
日本の足湯くらいしか想像できず、イマイチピンときていなかったのですが、
ここが予想を超えて面白かった。

そう、
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温泉が湧いていて、小川の様に町を流れているのです!
だから夏場などはそこで足湯ができるという訳です。

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最も眺めのいいところには遺跡が。
ここも温泉が流れ、

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そして滝となって落ちていきます。
湯気の上がった水が流れ落ちていく様を
まさかイタリアで見るとは・・・しかもこんな山の上で・・・・!

さらにまちの中に入っていくと、
追い討ちをかけるように
今度は、
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プールの様に広い屋外温泉場が!!!
くみこさんの解説はこちら→

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今は使われていないのですが、
しばし、賑わいのあった往時に思いを馳せます。。

イタリアの古い町にくると、
たまに時代をワープしたような感覚に襲われることがあります。
自分の想像の世界を超えないにしても、
そこにいた人たちとすごく距離が縮まった様な、
とてもいい気分になる瞬間です。
ここの温泉場に来た時もそんな感覚になりましたが、
温泉文化に馴染みのある日本人だったからでしょうか。。。

次回は是非足湯に挑戦して、
更に、近くに眺望抜群というホテルの温泉にも入ってみたいな~!

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ジョヴァンニさんとくみこさんの素晴らしいコンビネーションにより、
全てを満喫したところで、陽も沈み・・・
帰路へ。
彼らとはフィレンツェの駅で名残惜しくも別れ、
再び2人でフィレンツェの町へ。

そろそろ夕飯時。
お昼がちょっと濃い目だったせいか、
せっかくのトスカーナ最終夜ですが、
さすがにフィオレンティーナは無理!な状態で、
2人ともあっさりしたものを求める。

ここで食べられるあっさり系で思い浮かぶのは、
野菜スープzuppa di verdura。

B&Bのサビーノに教えてもらった2つのレストランのうち、
昨日とは違うお店へ。
とりあえず野菜スープがメニューにあることを確認して中へ。
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念願の野菜スープでほっこりしたところで、
俄然食欲が復活した二人は結局セコンドもオーダー。

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とはいえ比較的シンプルなものをと、
鶏のむね肉のフリットをオーダー(しかも1人1皿ずつ!)。
なんと、このむね肉がめっちゃ柔らかくてジューシー!!
もも肉に比べてさっぱりで、結局美味しく完食。

本日もまた大満足!トスカーナ大満喫の1日でした。
ありがとう!
明日はいよいよアブルッツォ!!

Steng bbone! もっと、イタリア アブルッツォ州