アブ日記 Diario

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「大阪でイタリアを思う日々」の日記一覧

2011年3月22日

巨匠のスマイルに萌える…

萌えるという言葉、
最近「便利だな~」と使い始めたけど、
若い人はもう使わないのかな~

さて、
東京でひとり暮らしをしながら某外資系会社で勤める幼馴染が、
今回の震災で会社から自宅待機を命じられたため
連休を利用して帰省。

「美味しいものが食べたい」

という彼女のリクエストを受けた私は、
久しぶりに巨匠の優しい笑顔と優しいイタリアンが恋しくなりました。

ということで
L’Apiラピへ!

ランチは久しぶりでしたが、
最近は平日ランチ復活してたのですね。
(「結構前からですよ」って言われましたが…)
しかも900円とはお手頃。

ちなみに私たちが行った
休日のランチはコース仕立て(前菜・プリモ・セコンド・デザート・カフェ)で2100円。

「休日だし」

とちょっと奮発しても絶対後悔しない
満足度の高いランチです。

さて、
お店に入ると「あっ」という感じで、
厨房から届けてくれた巨匠のキラースマイルに
雨や寒さも忘れてクラクラきました…

久しぶりでしたが、覚えてくれてて嬉しいわ~・・・

コースは前菜は1品のみですが、
プリモとセコンドは海のものと山のものの2品からそれぞれ選べます。
2-3.jpg
01前菜 レンズ豆とマスカルポーネ(だったか??)の上に貝柱をパン粉やらで香ばしくグリルしたもの乗せ
02プリモ スパゲッティ 魚介のトマト風味
03プリモ 手打ちパスタ メキャベツと小鳩
04セコンド 春野菜と鰆のグリル西洋ワサビ添え
05セコンド 牛フィレと春野菜のグリル
06デザート チーズ風味のバームクーヘンとアイス。下は文旦と夏みかんのジュレ

巨匠の真骨頂だな~と思わせる
素材の味を活かしつつふんわり包み込む様な優しい味で、
かつ食べ応えもしっかりある。
人柄が表れてるよな~(ってどこまでも巨匠ファン発言ですけど)

どれも美味しかった!

初ラピの友人達も大満足。
よかったよかった。

東京から避難してきた友人は、
震災当日、職場のある東京から自宅のある千葉まで
約30キロの道のりを歩いて帰りました。

「そんな長い道のりを歩くくらいなら会社で泊まればよかったのでは」
と思ってしまいましたが、
ビルの22階にあるオフィスはその後の余震もあったため、
ずっと揺れ続けていて仕事どころかじっとしているのも気分が悪く、
1秒でも早くそこから抜け出したい一心だったそうです。

余震も続いていたため、震災以降ゆっくり眠れなかったという彼女、
いつもと変わらない大阪の様子に驚くと同時に、
久しぶりにゆっくり休めたと喜んでいました。

それでも連休明けからは会社が再開するということで
その日は余裕をみて早めに解散。
東京へと帰っていきました。

Steng bbone! もっと、イタリア アブルッツォ州