2011年11月13日
コモで過ごす最後の日は日曜日。
(少々長いですが一気にいきます)
Rosyの彼も合流して先週も行ったカフェで朝ごはん。
先週は思わずババを食べてしまいましたが、
ここでの朝の人気メニューはやたら大きいブリオッシュ。
Rosyは先週食べたロールケーキを気に入ったらしくそれを頼んでましたが、
彼氏さんと私はブリオッシュのチョコをチョイス。
デカかったけど食べれたね。美味しかった。
その後は、前の日TV局見学でお世話になったジュリオの家にちょっと寄ることに。
家も近く、Rosyとは家族ぐるみの仲良し。
まだパジャマ姿の子どもたち(朝の11時くらいですが)が元気よく遊んでました。
てか、
いきなりパジャマ姿でもやたら麗しい少年Lorenzoが近づいてきた・・・!!!
なんやこの子、めちゃ美しい・・・・!!!めちゃ可愛い!!!
俄然カメラを向けてしまう。
逆光だから反対側で遊んでその美しいお顔を見せておくれ。
ニコ。
アハッ♪可愛い♪
1つ違いの妹Laraは、パジャマの上からチュチュをつけて飛び回っています。
兄→静、妹→動。
朝から全開!!!
兄は逆光なら妹はピンボケ。まともに写真に納まるという気はさらさらないよね・・・^_^;
さらに1月には3人目が生まれるらしい・・・!
(明日にでも生まれる??ていうくらいかなりお腹が大きかったけど
まだ臨月ではありませんでした)
パワフルだな~
美しい兄妹たちと別れを告げた後、Rosy&Rosy彼とも別れ、
私はGiannaさんご夫妻と合流。
トリノに行こうかと話していましたが、
相方さんの腰の調子が悪く急遽比較的近いPaviaに行くことに!
はじめに向かったのがCertosa di Pavia。
1396年創建のゴシック様式の修道院。
薄暗い門をくぐると、
広大な庭の向こうに立派な教会が見えます。
青空に大理石の白が美しく映えます。
近づいてみると細部にまで施された大理石彫刻。
なかなかに権力のある修道院だったんだな~
瓦フェチ♪
排水経路確認フェチ♪
有料の回廊見学を薦めて下さいましたが、
それを見なくても楽しんでますよ~
日曜日の夕方。
仲良しおばあちゃん2人組み。
修道院の前の広場では、
焼き栗の屋台が出ていたり、
手作り感満載の小さなマーケットも出ていました。
ジャンナさん手作りプレセーペ買ってはりました。
お腹空いた・・・
ということで、お店を求めて修道院を離れる。
修道院前の広場から続く並木もなかなか素敵。
農村地帯に建つ修道院。
周りにはあまりお店はなさそう。。。
それでも15分程あるくと小さな町にたどり着き、
バールで軽くpiadinaとジュースでお腹を満たす。
このpiadina、多分初めて食べましたが好きな具材をいろいろ挟んでくれて結構美味しかった!
ジャンナさんトイレ閉じ込められ事件とかはこちらから→★
続いては相方さんの提案でMorimondoに行くことに。
(その際、「せっかくだからPaviaの町も見てみたい」と簡単に言ってしまいましたが、
今地図を見たら方向全然違ってたんですね・・・結果的に長時間運転させてすみませんでした・・・!)
Morimondoには日が沈む直前に到着!
なかなか可愛い町!
でもとりあえず閉館時間が迫っている修道院へ急ぐ。
小高い丘に修道院発見!
修道院のファサード。ここから沈んでいく夕日の尻尾を微かに拝む。
ここ、明るい時に来てもかなりいい景色が見られそう。
なんとか閉館間際に入ることが出来ました。
ロンバルディアでいくつか見てきた、
このレンガ造りとアーチが特徴の教会建築結構好きです。
(様式とかもう少し勉強しないとね・・・)
ガイドツアーの最終組の人たちに紛れて
美しいフレスコ画も拝む。
というところでタイムオーバー。
またゆっくり訪れたい素敵な町でした。
町の名前をどうも覚えれないと困っていたら、
Giannaさんに「mori=森、mondo=世界やから、”森世界”て覚えとけば。」
と言われてやっとメモリー完了。ありがとう。
そしてさらに(結果的に引き返す位置にある)Paviaを目指す。
ドゥオーモに着くとちょうど日曜礼拝が終わるところでした。
すごく冷え込んできました。
チェントロに向かって歩いていると、
いきなり立派に聳える2本の塔に遭遇。
しばらく歩くと、
2本だと思っていた塔は実は3本ありました!!
暗闇に聳える3本の塔の姿は少し幻想的で美しい。
その後、歴史あるパヴィア大学へ。
おとがめもなく普通に入れたりする。
お2人は前に来た時も入ったらしく、慣れた感じでスタスタ歩いていきます。
いきなり恐竜と対面。
イタリアの偉人像とならぶ恐竜。
期間限定の展示だと思われます。
大学を抜けてしばらく歩くと賑やかなチェントロに。
さらに町を抜けて町の端まで来たところに、
いきなり橋が!(はしにはしが!←ええって?!)
しかも屋根がかかったレンガ造りの橋というのは珍しい!
ティチーノ川にかかる、その名もコペルト橋は(コペルトは伊語で”覆いのある、屋根つきの”の意)、
14世紀には既にあったそうで(!)、第二次大戦時に戦災を受けその後再建されたそう。
橋からの景色も美しいらしいので、また明るい時間にも来てみたい。
ベストアングルを探す相方さんのお尻を激写。
さあ、お腹が空いたので最後のロンバルディア料理を楽しみましょう。
相方さんが町を歩きながら既にチェックしていたお店へ。さすが。
ドゥオーモの脇にあったHosteria il Cupolone。地元に親しまれてきたお店という感じ。
それぞれ前菜とプリモをオーダーして適当にシェアすることに。
私は生ハムスライスの盛り合わせと玉ねぎのバルサミコ漬け。
ジャンナさんはチーズ盛り合わせ、
相方さんはカボチャのムースのようなもの。
どれもさすがの美味しさでしたがかなりボリューム満点で、
プリモに行き着く前に少し勢いを欠いてしまう。
プリモは、
私がカボチャのラビオリラグー添え。
ジャンナさんと相方さんが(2人以上からのオーダーだった)
栗のリゾット。
ラビオリは美味しかったですが、
ラグーの味が濃くてせっかくのカボチャの風味を消してしまって残念、、、という感想。
リゾットはお腹いっぱい過ぎて食べられず。
珍しくジャンナさんが早くもギブアップされてました。
そんな訳でパヴィアの夜が更けていく・・・
帰りの道中は温度が下がって霧が深くなり視界をさえぎります。
車の後部座席より。
視界の悪い中、結局長時間運転をさせてすみませんでした。
最後のロンバルディアも存分に満喫しました。ありがとうございます!
さあ、明日からはトスカーナ!