アブ日記 Diario

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2011年11月14日

コモ~フィレンツェ1日目

なんだか10日も居るとすっかり愛着がわいたコモ。
仕事に向かうRosyにお別れのハグをして、
次に向かうはフィレンツェ。
IMG_5003.jpg
Rosy本当にありがとう!

このフィレンツェ旅行の相棒Giannaさんとコモで合流。
まずはEC(ユーロシティ)でミラノまで行き、
そこからES AV(ユーロスター アルタベロチタ)通称Freccia Rossa(赤い矢)でフィレンツェを目指します。
このAV、かなり高速で都市を結ぶようになりましたが、
価格もなかなかに一気に駆け上がった感じの高さです。
今回記念すべき初Frecciarossaなのに写真撮り忘れてた~。
frecciarossa1.jpg
という訳でwikipediaから拝借。
その外観からFrecciarossa(赤い矢)の愛称が着いたとか。

実はこのFrecciarossa(赤い矢)、あなどるなかれ、
相当速いです!

電光掲示板なども最新ですが、
現在地と速度が常に表示されています。
ふと見たら、
RIMG0557.jpg
ただ今時速239キロ!!
おお~速い!!!とここで関心している場合ではなく、
最終的に最速時速306キロぐらいまで出てました!

ちなみに時速300キロを超えると、電光掲示板に
デカデカと「ただ今時速300キロ超で走行中!!!」という文字が、
誇らしげに点滅してました(PR上手)。
でもスピードの割りに揺れが少なく、ほとんど実感なし。

調べてみると、山陽新幹線で最高速度300キロ、のぞみで270キロなんですね。
いやはや、いつの間にやら新幹線よりも速いとは驚き!

イタリアも日本も狭い国なのに、そんなに急いでどこ行くの、、、ではありますが。

そんな訳でなんと1時間45分で、ミラノからフィレンツェへ。

Giannaさん、祝フィレンツェ初到達!
(荷物多すぎて写真撮ってませんが)真っ青な抜けるような空も歓迎!

3日間の宿泊場所はくみこさんのお知り合いの方のB&B。
ドゥオーモのすぐ近くなのでとりあえずドゥオーモを目指します。

RIMG0558.jpg
ドゥオーモー!!
何度観ても圧巻です。
そしてこの空の美しさ・・・

「ここのはずなのに・・」と思ったところにB&Bが見当たらず。
電話でB&Bに確認したら住所がダブル表示のエリアでした!
「黒っぽい方の数字を見ながら来て~」とのこと。
長い歴史の中で高層化・密集化して数字が合わなくなったってこと??
住んでる人には分かるルールがあるのでしょうが、観光客にはなかなか複雑。

いずれにしても、ドゥオーモから数十歩の位置!なんて贅沢!
くみこさんありがとう!!!

RIMG0791.jpg
お部屋も2人それぞれにダブルベッドを用意してくれていました。
通常は4人でも泊まれるお部屋。
このB&B、立地最高、価格も大変良心的、さらに応対もとても良いので、
シーズン中は常に満室らしい(3室しかないし)。
こうして贅沢使いさせてもらえるのはシーズンオフの特権です。

さっそく荷物を置いて市内散策。

観光客の少ない場所から一気に一大観光地へ。
すれ違う人の殆どが観光客っていうのはある意味スゴイ。

Giannaさんが初フィレンツェだったので、
とりあえず抑えておくべきスポットを回ることに。

RIMG05602.jpg
とりあえずドゥオーモに入って美しいクーポラを見上げる。

さくっとドゥオーモを見学した後は、シニョリーア広場に。
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広場のランドマーク、ヴェッキオ宮殿。
フィレンツェ市庁舎でもあるそう。←知らなかった・・・

RIMG0565.jpg
エントランスでポーズを決めるダビデ(のレプリカ)。

RIMG0566.jpg
アトリウム部分に入れました。
宮殿の名残か美しい天井画。

RIMG0568.jpg
ベタに撮ってしまうタイプの写真。

日の入りまであまり時間がなかったので、サクサク散策していましたが、
ここで私がブレーキを。
フィレンツェにきたら必ず立ち寄りたいアクセサリーショップで油を売ってしまう。
Cerchi Bijoux
急げ急げ。

ウフィッツィ美術館は次回にゆっくり回っていただくとして、
サンタクローチェ教会へ。
RIMG057122.jpg
あいにく入場料が必要だったので入るのは諦め、
外から回廊だけ写真に収める(コラコラ)。

日がもう沈みそうだったので、ミケランジェロ広場に上がるのは厳しいと判断し、
ポンテベッキオを目指す。

きゃ~日が沈む~
慌しくポンテベッキオで夕焼けを楽しむ。

RIMG057722.jpg

Giannaさんはここで(橋の入口の売店)で、相方さんに買いたかった例のものを購入してご満悦^m^
相方さんは喜んでくれたのでしょうか??

あっという間に日は沈み、サクサク見すぎたこともあり、
近場で適当に見学できるところがなくなってしまう。

とはいえまだ6時前。ご飯にはかなり早い。
とりあえず下見も兼ねて、
B&Bのサビーノに教えてもらったサントスピリト地区のトラットリアを目指すことに。

RIMG058222.jpg
ポンテベッキオの西隣の橋(サンタトリニタ橋)からポンテベッキオを撮影。
6時過ぎですっかり真っ暗。
フィレンツェには夏にばかり来てたのであまり感じていませんでしたが、
観光地で日の入りが早いと結構持て余すかも。
(実際持て余しましたが、2人ともあまり気にしない性格でよかった。)

フィレンツェの一般的な夕ご飯時間は7時半以降らしく、
B&Bで教えてもらった2件のうち1件のトラットリアはがっつり準備中。
もう1件はどうやら定休日。
通りすがりのおじさんに教えてもらった別の店も店員さんが賄い中。

昼間は快晴でしたが夜は結構冷え込むフィレンツェ。
暖を求めてアペリティーボをすることに。
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カイピリーニャを飲む。
Giannaさんが飲んだのはマドモアゼルでしたっけ??
セルフで軽食も食べれそうでしたが、ディナーに備えて我慢。
(ポテチは完食しましたけど)

満を持して今夜のディナーはCasalinga
Casalingaとはイタリア語で「主婦」という意味。
家族経営で価格もかなり良心的。
どこから集まって来たのか既に店内はかなり賑わっていました。
(さっきまで開いてるかどうかも分からないくらいシャッター閉まってたのに・・・)
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とりあえずワインと水を頼んでメニューを吟味。

と言いたいところですが、フィレンツェに来る2、3日前から(!)実は食べたい物は決まっていた!
IMG_5010.jpg
まずはGiannaさんがトスカーナで食べたかったという
クロスティーニトスカーニ(鶏レバーペーストのブルスケッタ)も入ったトスカーナの前菜盛り合わせ。

セコンドも視野に入れ、とりあえず1皿を2人でシャア。

温かくて柔らかいペーストが絶品!!
ハム類もどれも美味しかった~
トスカーナだ~(北イタリア料理から解放された瞬間)

そしてプリモは
IMG_5011.jpg
私が食べたい食べたいと呪文の様に唱えていた
猪肉の煮込みのパッパルデッレ!!!
これが食べたかった。

私があまりに言い続けてたので、洗脳されてしまったGiannaさんも同じものをオーダー。
求めていた味!美味しい!
これで650円くらいだからありがたいよね☆

でもボリューム満点でセコンドに行き着けず。満腹降参。

なんとか消化を助けようとエスプレッソで〆る。

ここでいつもなら終わりですが、
トイレに行った際に見かけたフルーツに珍しく反応。
IMG_5012.jpg
マチェドニアを追加オーダー。
すっきりしたものを欲してました。

満足満足でお店を後に。
プラプラ散歩しながらB&Bに戻りました。
明日は早起きだし早めに就寝。お休みなさい。

Steng bbone! もっと、イタリア アブルッツォ州