アブ日記 Diario

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2011年11月15日

フィレンツェ2日目(オルチャツアー!前編)

アブルッツォ州贔屓なので、
勝手にトスカーナ州をライバル視してます^_^;

とは言え今回は、トスカーナの奥の深さを目の当たりにしたのですが。

初トスカーナのGiannaさんと、
「フィレンツェどこ回ろう~」と相談しているとき、
フィレンツェ近郊在住のくみこさんにいろいろ相談に乗ってもらっていました。

いろいろ話を進めていくにつれて、
せっかくワイン好き、食べるの好き、城好き、ボルゴ好きの2人が旅するのに、
妥協しすぎちゃうか・・・と思い始め、
思い切ってくみこさんにアテンドをお願いしてハイヤーを手配してもらうことに!!
強力な助っ人を得て、やりたかったこと、全部やってきました!

フィレンツェのB&Bまで迎えに来てもらっていざ出発!
まず目指したのはカンティーナ!
しかも2人とも大好きなブルネッロディモンタルチーノ!
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二本の糸杉が目印の、

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カンティーナ”Talenti”へ。

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豊かな土地に強い日差しが降り注ぎます。ええ天気。
これだけでも美味しいワインへの期待が高まります。

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元何だったっけ??酪農??だったところを
おじいさんが建物ごと土地を買い取ってカンティーナに。

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今のオーナーはおじいさんの意志を引き継いだリカルドさん(右)。
一緒に写っているのは、ドライバーのジョヴァンニさん。
スローフード協会でも活躍されている方でトスカーナの土地だけでなく、
食に関しての知識も大変豊富な方。

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残念ながら葡萄の摘み取りは終わっていましたが。
実際は少しずつ摘み頃の時期をずらしながら全て手で摘んでいくそうです。

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ワインエキスパートのGiannaさんは何やら専門的な質問をされてる様子。

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私は庭になってる実を見つけて思わずつまみ食い。
結局みんなで食べましたが美味しかった!

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ワインを一次発酵させるためのタンク。
台形のタンクが動き出しそうで可愛い。

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醸造の樽。
醸造の判断などもリッカルド氏がされることもあるとか。
このあたりの専門的な話はGiannaさんのブログへ~

ちょうどお腹も空いてきた頃で、そわそわし始める私。
そう、続いてはテイスティングです。
改装したての新しいテイスティングルームへ。

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沢山賞を取ってはります。

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Rosso di Montalcino D.O.C .2010とBrunello di Montalcino D.O.C.G. 2006を頂く!
難しいことは語れませんが、
なんともお上品で、フルーティで、
時間が経つにつれてどんどん味に芳醇さが増してきます。

思わず「に、肉焼いて持ってきてもらえませんか」
とお願いしたくなりました。
これは私なりの最高の賛辞(!?)。
トスカーナの美味しいお肉料理が恋しくなりました。

そう、時間はちょうどお昼ご飯時。
「お昼はモンタルチーノでジョヴァンニお勧めのお店を予約してますから」
ってくみこはん!よう分かってはる!
お腹空いてる時に、しかも知らない土地で美味しいお店を探すほど辛い仕事はないです。
スローフード協会のジョヴァンニ氏お勧めのお店。期待大です♪

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オルチャ渓谷を見下ろす丘の上に立つ町、モンタルチーノに到着。

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堂々と聳える城塞は後回しにして、
まずは腹ごしらえ。

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平日のお昼だったからか、人気はなし。
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さすがブルネッロの町。エノテカが沢山ありました。

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時計台が目印の細長い市庁舎

と、
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その前の広場(広場?)

広場を抜けて、
細い道へきゅっと曲がると・・・
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目的地“Il grapporo blu”に到着!

ヘビーな北イタリア料理で「プリモ+セコンド」をセットで食べ切る自信をなくしていた私ですが、
先ほどのワイナリーで頭が肉を欲してしまったため、
思い切ってまとめてオーダー!

アンティパストは頼まず、プリモから。
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栗粉の入ったタリアテッレにキノコとサルシッチャを合わせた、
秋のトスカーナを閉じ込めたような一品。
前日からキノコ狙いだったので命中。
ほんのり栗が香っていました。
シャキシャキキノコと旨みの効いたサルシッチャがよく合います。

このプリモはペロリと頂く。
やはり北は相当ヘビーだったわ。

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続くセコンドはかなりガッツリの豚!
グラッパで香り付けしているのですが、
日本の粕漬け焼きと少し似て、お酒の甘味が効いた味でした。
念願のロッソモンタルチーノと合わせて頂く!

結局完食。
てか満腹!!満足!!

まだまだ長くなりそうなので、とりあえずここで後編に続く。

Steng bbone! もっと、イタリア アブルッツォ州