2011年11月16日
前日は朝から一日トスカーナ巡りを満喫したので、
この日の朝はゆっくりして荷造り。
日本からコモに着いてから2週間弱、
共に濃密な時間を過ごしたGiannaさんと
またしばしのお別れとなってしまいます。
私はアブルッツォへ、そしてGiannaさんはルガーノへ戻ります。
大阪にいた時は、よく一緒に夜ご飯を食べに行くことはありましたが、
一日をずっと過ごしたことのなかった二人。
こうして濃く時間を過ごすのは初めてでしたが、
お互いええ感じに適当で好きなことも似ていたので、
一緒に過ごすことが当たり前というか、
フツーになってきた頃のお別れ。
またしばらく簡単には会えないのかと思うと、
なんだかとても寂しい気分です。
フィレンツェは今日も快晴。
B&Bに荷物を預けて、
お土産を買い集めたり、
まだ見れていなかった教会(写真はサンタマリアノヴェッラ教会)を
前から眺めたり(眺めただけ)。
フィレンツェの空気を2人で感じながら最後の時間を惜しみます。
最後のランチはサンタマリアノヴェッラ教会からそう遠くないトラットリア。
でも名前忘れました。tri angoloとかそんな感じでしたが
(角にあったので”なるほど”と納得した記憶が)。。。
まずはプリモ。
外からメニューを吟味してる時に、
既に2人ともその口になってしまいました。
という訳で、
イワシのトマトスパゲティ!
久しぶりのトマト!久しぶりの魚!
美味しくて2人ともあっという間に平らげる。
これならとセコンドも追加オーダー。
豚肉のスカロッピーネをシェア。
キノコも入っていてこれも美味しかった!
最後まで美味しいものを食べつくして大満足。
またゴロゴロと重い荷物を引きずって駅へ。
ボローニャまでは一緒に行けるかな。
と思っていましたが、
北へ行く電車と南に行く電車は乗り継ぎが少し合わず別々の電車に。
(結果的に私はボローニャでGiannaさんが乗ったミラノ行きの電車を見送りましたが)
フィレンツェから途中ボローニャでの乗り換えも含めて約4時間。
すっかり暗くなった頃ペスカーラに到着。
洗練された北イタリア、
一大観光地トスカーナを回って来た後だったので、
そう思うとやはり”田舎やな・・・”と感じるアブルッツォ。
お洒落な人とか確実に減ります。
ホッとする懐かしさと、
旅を終えた寂しさとが混ざった複雑な気分。
でも家に着いてみんなの顔を見たら、
やっぱり元気になります!
アンナマリアの妹家族も集まって、
いきなり賑やかな食卓に!
“あんたは昼に着いた時はトマトのスパゲティ、
夜に着いたらブロードが真っ先に食べたいやろ”と(注:大阪弁は話しません)、
私の好みを確実に理解しているアンナマリアが、
ブロードを作って待っていてくれました。
他に、マリオの畑で取れた野菜のサラダ、
サルシッチャ、豚肉のグリル・・・そしてモンプル!
好物が並びます。
やはりここは私のイタリアの家です。